Gururiの日記

かつてはてなダイアリーで付けていたGururiの日記

生徒育成後援会設立のきっかけとかメールに対する返事とか

尚志式に前後するけどPTAと生徒育成後援会の任意加入の話。正直、役員を説得するのは無理だろう、と思った。誰とは言わないが、「よくわかんな〜い」じゃねえっつーの。K川先生とも10分ほど立ち話をしたが、その中で強烈に印象に残っているのが「結構出席率高いんだから(=参加意識が高いんだから)総会の時に『こんなに総会に来てるのに、任意加入にしたら参加者が減ると思ってるんですか?』って聞けば良いのに」確かに、「任意加入にする=組織率が下がる=やだ」と考えている人に対してはこの上ないカウンターパンチである。まあ、それ以前に「民立の団体で強制加入とかないわー」っていう話なんですけどね。あと生徒育成後援会設立のきっかけである「PTA総会で保護者から出た要望」が、そもそも「部活顧問からの要請があった」という俺が聞いていなかった*1話が聞けた。「部活顧問=学校からの要望で全員から寄付金を集める」は地方財政法第4条の5的にアウトだろう。
あ、地方財政法と言えば、昼前に教育局企画部総務課から前回の質問に対するお返事が来てました。質問したのは以下の2つ。

  1. 仙台市立の学校において、全員強制加入の団体が、保護者全員から寄附金を集め、学校の部活動の活動費・備品購入費に充当するという行為は法的に許されるか
  2. 逆に、この後援会が「誰もが自分の意思で自由に加入する」団体であった場合は、地方財政法第4条の5(割当的寄附金等の禁止)に抵触しないと考えておりますが、これについても御見解をお聞かせいただければ幸いです。

それに対する回答がこれ。

地方財政法第4条の5は、「地方公共団体」が「住民に対し、直接であると間接であるとを問わず、寄附金(これに相当する物品等を含む。)を割り当てて強制的に徴収(これに相当する行為を含む。)するようなことをしてはならない。」と定めておりまして、このような寄附金等を募ることを禁止されているのは、「地方公共団体」であります。
そのため、「民立の団体」が寄附金等を募ることに関しては、当該条文の規定の及ばないところと考えます。

なお、本市教育委員会では、学校教育に関する様々な経費のうち私費負担とすべきものを例示し、学校に対してその旨周知しているところであり、「後援会」のような任意の団体が学校の支援を目的として、一定の会費等を集める事例があることは承知しております。こうした任意団体の設立について本市教育委員会は関与する立場にはありませんが、当事者間で十分にご協議されるべきであると考えております。

奥歯に菜っ葉が挟まったような言い回しになってますが、「要するに(まともな)民立の団体が寄付を募って市にくれるのなら問題無いよ」ということなわけで、それはつまりまともじゃないならまずい、ということ。あと「後援会のような任意の団体」とあるように、そういう団体は参加が任意であるという常識は当然持っている様子。一応確認するために、尚志式の前に電話してみたのだった。メールをくれた担当者がすぐに出てくれたので非常に話が早かった。お昼休みに電話してごめんなさい。
電話で確認したのはこの「(まともな)民立団体か否か」と言う点。

  • 民立で学校とは本来無関係の団体が、さもそれに加入するのが義務であるかのように新しい入学者の保護者に対して説明を行った上で寄付金を集める行為は、保護者から見れば「学校が集めている」というような誤解を招くおそれがあるのので、ちゃんと学校とは無関係だと説明しないとまずいですよね?

……外堀を埋めながらの質問になった。ちょっと反省している。回答は

もちろん誤解を受けないようにしてもらわないと困ります。これから作るのであればなおのこと、当事者間での協議でその辺も話し合っていただけますでしょうか

というもの(意訳)。やっぱりこういうのも文章で貰わないと駄目だな。一応メールして返事貰おうか。
ちなみに、PTAだの後援会だのの民立の団体について、「加入は義務では無く任意である」というのは言うまでも無いほどに当然の大前提、なんでそんなこと聞くの?という感じでした。まあ担当者なら当然か……。
あと完全に余談だけど、1年目のPTAは代表派と副代表派に派閥が別れてて、初代のPTA代表を1年で追い出した*2話とか聞いて(誰から)女社会ってKOEEEEEEEEEEE!!!!!!! 気付かなかったわー、俺全然気付かなかったわー。仲悪いのかなあ?くらいは思ってたけどさ……。

*1:総会で俺の発言のあとで出された要望だったので、色々テンパっててあんまり聞いていなかった。

*2:俺が2年目に広報出来なかったのは代表派だと思われてたから?